資本主義の持続的な課題に対し、wellbeingや地域文化の保存活用が新たな答えとして台頭してきました。かつてド・ロ神父が長崎県で実践した地域資源との調和を基にした持続可能な生活の模索は、今日の私たちにも大きなヒントを与えています。一般社団法人ISHIZUEは、「ド・ロさまと歩くミュージアム」プロジェクトを推進し、出津エリアに点在する歴史的建造物の保存修理を順次おこなっております。2023.10.27(金)には、ド・ロ神父が行った農業振興活動のシンボルである「作業場跡」と「開墾地」を含む大平エリアがオープンします。このフィールドミュージアムでは歴史的建造物を保存するだけでなく、それらを活用しながら修道院が継承してきた「ものづくり」や「祈りの時間」を体験できるプログラムや宿泊体験、食体験を提供します。27(金)~29(日)は、ミュージアムツアーやシスターズレシピのふるまい、ワークショップなどを体験できるオープニングイベントを開催します。